お部屋の写真をあえて公開し、売主さまが理想とする買主への売却を実現

不動産売却時の資産価値を念頭に置き、隅々までリフォームを施した自慢のメゾネット物件。所有者であるTさんはある日、一軒家への住替えを思い立ち、土地の購入と同時に売却に乗り出すことに。他社ではなかなか買い手が付かなかったため、ソニー不動産に売却を依頼したそうです。その舞台裏から、不動産売却のヒントを探りました。

※ソニー不動産株式会社は2019年6月1日をもって社名を「SREホールディングス株式会社」に変更いたしましたが、売却事例内では取材当時の社名で掲載しております。
売主さまプロフィール
Tさま
物件プロフィール
東京都・大田区 築18年、メゾネットタイプ 築9年の物件を9年前に購入
担当エージェント
ソニー不動産エージェントの山本

山本直彌

不動産仲介会社、大手マンション管理会社を経て、2015年にソニー不動産へ入社。公平性・合理性・透明性のある不動産取引を追求し、お客様視点の営業を心がけている。

憧れのメゾネットタイプの物件を購入

まずは今回の物件を購入した経緯から教えてください。

Tさん

この物件を購入するまでは東海地方の社宅に住んでいたのですが、10年前、都内の本社に異動になりました。新たな住居を探すにあたり、「高い賃料を払い続けるよりは......」と、住宅の購入を考え始めました。しかし、いきなり住宅を購入するのではなく、最初の1年は、あえて高めの賃貸物件を借りることで、ローンの支払いに耐えられるかどうか、シミュレーションしました。同時に、会社に近い大田区界隈で物件を探し始め、紆余曲折を経て見つけたのがこの物件です。もともとメゾネットが好きだったというのもありますが、売る時のことを念頭に置き、何か特徴があったほうがいいだろうと考えて、メゾネットタイプの物件を選んだのです。

購入の時点で、売却のことまで念頭に置かれていたのですね。

Tさん

当時は独身だったので、将来のパートナーがこの家を気に入ってくれるかどうか分かりませんから。メゾネットというウリがあれば、買い手もつきやすいだろうと思いました。また、当初からリフォームすることを前提に考えていたので、自分のイメージに近い箱であったというのも大きいですね。物件を購入しリフォームも済ませた直後に結婚が決まり、ここに夫婦で暮らすことになりましたが、妻もこの物件をとても気に入ってくれました。

エージェントの山本とTさん

そして、9年住んだ後に売却することにされたのですね。

Tさん

専有面積が広めの部屋だったため、管理費負担が大きかったこと、それから、駐車場の運営方針について、管理組合の考えと乖離(かいり)があったことなどから、将来を見据えて売却を決意しました。次はそういったしがらみとは無縁の一戸建てに住みたいと、すぐに土地を購入しました。

当初は他社に売却を委ねられたそうですね。

Tさん

土地を買ってしまった手前、早く自宅を売却しなければなりませんから、お尻に火がついた状態でした。そこで、新居の建築をお願いしていた事業者に、売却も合わせて仲介してもらうほうがスケジュール調整の面でも便利だろうと考え、お任せしたのですが、半年経っても成約せず、不安は募るばかりでした。

どのようなところに不安を感じていたのでしょうか?

Tさん

たとえば、公開する物件データはマンションの外観と間取図だけで、部屋の写真は出さず、実際に来てくれた人にだけ部屋の中を見せよう、というのがその事業者の方針でした。ところが、いざ内見に来られても、「リフォームすることを前提で考えているので、これほど綺麗な物件は求めていない」と言われてしまうなど、実物と異なるイメージを持った人ばかりで......。そうして半年経つ頃に、「価格を500万円ほど下げましょう」と提案されてしまいました。このまま継続しては良くない、と、以前にネットで見かけて気になっていたソニー不動産に相談してみたのです。

山本

Tさまからは、最初にインターネット経由でご相談をいただきました。図面を拝見したところ、すでに相場よりも安めに売却価格を設定されている印象で、ここからさらに値を下げることが必ずしも得策となるとは思えませんでした。そこで、メゾネットタイプという特殊性を活かした売却戦略を練るべきだとご提案しました。

物件売却時の状況を説明する山本

方針を転換し、お部屋内部の写真を公開

メゾネットタイプの特徴を活かす戦略

山本

こうした特殊な間取りの物件は、通常の物件と同じような見せ方をしても、その良さが伝わりにくいのです。実際、Tさまが照明など細部までこだわってリフォームされたこの物件は、内装も非常に綺麗でした。それならば、お部屋の照明の状態を伝える写真も図面と一緒に公開すべきだと考えました。メゾネットを希望されている方からすれば、この状態の良さを全面的にアピールしない手はない、と考えました。1997年建築というデータと平面図だけでは、本質的な魅力は伝わりませんから。

Tさん

私としても、リフォームすることを前提としている人よりも、現状を気に入ってくれる人に買ってもらえるにこしたことはありませんから、この意見には全面的に賛成しました。

Tさんが売却した物件の図面

お部屋の写真、立体図など豊富な資料を活用

山本

何度もTさまとやり取りを重ね、最終的に物件資料を仕上げました。お部屋の写真はもちろん、Tさまが自ら制作された立体図のCGも資料に加えることで、結果的にこの物件の特徴が存分にアピールできたと思っています。やはり、メゾネットという形式は、平面図だけではなかなか実際の雰囲気を表現することはできません。

たとえば、この物件は1階と地下1階で構成されるメゾネットでしたが、傾斜地を利用していることから、図面上ではグランドレベルが地下1階に設定されております。そのため、採光のある立体感などはなかなか図面では伝えることができないものです。

今回の事例では、Tさまのご職業がエンジニアということもあり、私共としても売主さまとこれまでにない連携を取ることができました。ソニー不動産の売却ノウハウとTさまの立体図・CG作成などのスキルが、理想的な相乗効果を生んだといえます。

今回の売却を振り返って

ソニー不動産に依頼して成約に至ったわけですが、今振り返ってみていかがでしたか??

Tさん

何より、それまで売却に関する雑事がただただ面倒で憂鬱だったのですが、ソニー不動産に切り替えてからは、こちらの希望をどんどん吸い上げて資料に反映してくれることから、売却という作業が楽しく感じられました。片手取引で売主側だけについてくれる方針も心強く、大変満足しています。おかげでこの物件を大いに気に入っていただける買主を見つけることができました。現在買主の方は、当時私たちが置いていたインテリアをほぼそのまま用意して住まわれているほどです。こだわってリフォームした愛着たっぷりの家ですから、これはうれしいですよね。ソニー不動産には、ぜひ今後もこのスタイルで事業を続けていただきたいです。
(ソニー不動産編集部)

記事一覧へ戻る

不動産に関するご相談はこちら

不動産の売却戦略について相談したい方、話しを聞いてみたい方

相談のみでもO.K.!

お電話でのお問い合わせ

拠点の場所はこちら

アクセス・拠点一覧

受付時間・定休日(お電話・ご来店ともに)

<受付時間>
10:00〜18:30 ※定休日、ゴールデンウィーク、夏期休業および年末年始を除く

<定休日>
◆不動産の購入/売却:火曜日、水曜日 ◆不動産の管理:水曜日